Pixel World
詩
たったひとつの構成要素が
世界を形作っている事に・・・
君は気が付いているだろうか?
僕が見ている世界は
モザイク画のように、たったひとつのピクセルの集合体
ノイズの嵐に吹かれたら
僕が見ている世界は、霞んでいくようで
君の横顔が霞んでいく
手を伸ばしても、指の隙間から砂が零れ落ちるように・・・
その映像を、その場に留める事なんて出来ないと
苛立ち、嘆き、悲しむ現実に
どうやって立ち向かっていくのか
消費され、再構築され、そして消えていくこの世界の原則に
抗う事など出来ないとしても・・・
我々は再構築を繰り返し、なんとか、それを保とうと必死になっている
時間を超越をして、それを遺す事に没頭して
そして絶望を繰り返し
その流した涙もまた、消えていく
零れて、砕けて、消え去ってしまうというのに
なんども、なんども・・・希望と絶望を味わいながら
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