誰かと一緒に・・・2014-11-23
誰かと一緒にいる事が好きなのだろうか
それとも一人でいるのが好きなのだろうか
それは分からないまま
ただ、我侭に過ぎてきたから
一人でいる時間も
例えば誰かと一緒にいる時間も
どちらが重いものという事はない
愛すべき時間は、自分が感じる時間全ての事で
例えば、こんなに胸が痛む夜の事も愛すべきことで
ただ、此処に存在しているという事
それだけで、それは愛でるべき時間であって
愛でるべき想いであって
ただ心が叫び出す夜がある
胸がきしむような夜がある
そんなとき感じるのは生命の連鎖より遠のいた自分で
遥か太古の昔から行われてきた生命の営みさえも
満足に出来ない自分に対しての嫌悪なのだろうか
この腕に誰かを抱きたいと・・・
この掌で優しく撫でて、その存在を愛でたいと・・・
心が叫ぶのは、きっと生命の連鎖に反した自分の理性があるからだろう
誰かと一緒にいるという事を理性的に考えた際に
私は、それを素直に受け入れられない知的構造を持っていて
自分の人生というものや人類に対して何を遺すことが出来るのかなんて
とても大きな事を考え、それが出来なければ自分は無意味であると
そんな事を考えてしまうのである
とても小さな人間であるという事は理解はしているけれども
心の底から、大きな仕事をしたいと思っている事も事実で
過去の偉人のように、人類に影響を与えるような功績を遺したいのも事実で
自分が生きたという証と、普遍の原則的な理屈の発見をしたいと思いながらも
それが出来なくても、誰かと一緒にいる時間が幸福で満たされていれば良いという矛盾を抱えて
このまま、私は何を見つめて生きていけばよいのか
本当にこれで良いのか、という疑問を抱えて生きている
でも、誰かと一緒に安心して眠りたいと・・・
夜の闇に怯えることなく・・・
静かで温かな吐息を聴きながら眠りたいと・・・
そう思っている自分が存在する事も確かな事であるのです
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