臆病 2013-02-15

いつの間にか同じ事を繰り返してしまう
愛しいはずの人と一緒にいる事が
怖くなって 情けない姿なんて見せたくなくて

そして臆病になっていく
いつ情けない自分が露呈してしまうのではないか・・・と

露呈してしまえば良いのにさ
自分が相手の情けない姿を見て嫌いにならないでしょ
それは分かっているのだけれども

僕はいつの間にか
また臆病になっている

色々な事を言ってみるけれど
色々な理由をつけるけれど
結局は 怖いだけなんだよ

そう臆病で
曖昧に笑っていたら傷つかないからね

だけど
本当はさ、君の前で
膝から崩れ落ちて
泣きじゃくりたい・・・と

もう情けないくらいに
嗚咽を漏らして

怖いのだと 色々な事が怖いのだと
僕は臆病なのだと・・・本当は

ただ、もっと怖いのは
君に失望されること・・・
そう だから何も言えなくなる

出来る事なら少し離れていたくなる
でも、それがもっと君を遠ざけるというのに

結局のところ
僕自身が臆病で、一人よがりなのだと・・・
そう気がついて 僕は君に ごめんねと
小さな 小さな声で 囁いたんだ

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