現実的に~ 2012-11-18
大人になればなるほど
この感情の意味を知っていくから
孤独なんて概念に耐えられなくて
きっと勇気があれば
手を伸ばして
大切な人の腕を
掴むのだろうけど
拒絶される怖さも知っているから
それも出来ないまま
曖昧な微笑みで自分を守っている
どちらにせよ
悲しくて 淋しくて
幼い子どものように
せめて君の前では
じゃれて笑っていたいと思うのに
幼い頃には分からなかった現実に
人は一人で孤独だという現実に
耐えられなくなって
世界に粉々になって散らばった
自分の片割れを探すようになるけど
見つけても なかなかね
拒絶される現実も辛い事を知っていて
失う事も怖くてね
でも、孤独の概念も現実も怖くてね
押し潰されそうになるからさ
大人になればなるほど
意味が分かれば解るほど
重くのしかかってくる
けれども逆に
何をすれば良いかもよく理解出来る
素直に手を伸ばして
君の腕を掴んで
「一緒にいこう」と言えばいいんだ
勇気を振り絞って
恐怖を消し去って
本当に純粋な濁りのない気持ちで
君に言えばいいんだ
人間は結局一人で孤独という現実
でも、違う個体が一緒に存在できるという現実
それを、素直に受け止めればいいんだ
逃げるのではなくて
正面から受け止める覚悟をすれば良いんだ
たった、それだけの事
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