小さな声で 2012-02-26
全てが暗闇に包まれて
静まりかえった夜に
小さく君が呟いた
愛を下さい、と
懇願するように
小さく 小さく 小さく
ベットの中の
小さな 小さな 小さな
二人だけの世界の中で
君の頬を涙が伝って
腕枕をしている
僕の右腕を少し濡らして
どうやって
君の望むものを
あげればいいか
分からないから
僕も君から
それをどうやって
受取ったらいいのか
分からないから
二人で探していこうね
きっと いつか
二人なら大丈夫だから
さあ、もう寝よう
僕と君は
こうして抱き合えるのだから
一緒に時を刻めるのだから
一緒にそれを感じる方法を
探してみようね
きっと
触れられないけど
きっと 感じられる
魔法みたいな方法が
きっと 存在しているから
二人で見つけようね
大丈夫心配しないで
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