夜行性 2011-10-05
朝日が憂鬱で
カーテンを閉めて
眠りにつく
くらくらする
頭を抱えて
太陽の光を避けて
明るすぎて
よく見えてしまう世界を
見るのは辛くて
だから拒絶して
薄暗い世界を選んで
夜に動き出す
精神回路は夜行性
裏を返せば
臆病者の
生きるための
必死の抵抗
ネオンの世界に逃げて
バグのように夢を食べて
少しだけ心を貰って
そうして生きている
ネオン街の
夢を少しだけ食べて
心を貰って生きている
それ以上でも
それ以下でもない
夜の中で生きている
本当は
愛が欲しいと
心は叫んでいるが
それを求めるほど
自分自身が強くない事を
よく知っている
まだ研鑽が足りない
それを知っている
だから、もう少し
持ち堪えて
やがて見つけよう
本当の強さを
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