君がそこにたって 2011-10-05

君の姿を
シルエットを見つめて

月が君のふくらみを
無機質なくらい
薄っぺらに映し出して

悲しいくらい
短命の華が
そこで息づいている
そんな気分にさせる

君は儚い
短命の華のような
自分を意識しているから

だから
どこまでも冷たく
情熱的な絶望を
ぶつけるように
カラダを重ねるのだろう

いづれ
失ってしまう感情だから
君は精一杯に感じようとして

だから
情熱的で
とても冷たくて

そして
悲しくて 寂しくて 切なくて

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