君に触れたら 2011-10-03
君に触れてしまったら
もっと もっと もっと
そんな想いが
溢れてしまう事を知っている
肌を重ねてしまったら
もっと もっと もっと
欲しくなってしまう事も知っている
ただ
時間が
流れている事実も忘れて
首筋に唇を当てて
軽いキスを
何度も繰り返して
もっと もっと もっと
欲しくなってしまう事
僕はよく理解している
寂しいことも
よく知っている
悲しいことも
よく知っている
心が壊れてしまうのではないか
というくらいに求めてしまう事も
僕はよく知っている
だから
インスタントな行為にしか
僕は手を出せないでいる
誰かを好きになるとか
そんな概念は吹っ飛ばして
ほんの僅かな時間
フィジカルな事が
メンタルに良い影響を与えれば
それだけでいい
また しばらくは
それで夜を過ごしていける
たった一人の
世界でたった一人の君を
僕が求め出したら
もうキリがないから
だから
誰でも良いんだ
ほんの僅かな時間に
その優しい瞬間に
触れられればそれだけでいい
それで
当分はごまかせるのだから
特定の人じゃなくても
それでいいんだ
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